恋愛クラッシャーと3月のライオン
この間3月のライオン後編を映画館で見た。
帰りキャラメルポープコーンを勢いよく食べ過ぎて、気持ち悪くなった。
おわり!
じゃなくて、
マンガで胸を熱くしたエピソードとは別に、ものすごく琴線に触れたシーンがあった。
勝気な京子が将棋を愛する父、零くん、恋、人生に負けて笑っちゃいながら、この家は将棋に呪われてる!って父親にぶちまけるシーン
(あー分かるなぁ。
もうどうにでもなれ!って思いながら暴れたくなる気持ち
不幸だわ、ハハ!って投げやりになるよなぁ。
実際わたしも失恋で笑いながら転げたわ、、爆)
翌朝、京子の父は、子どものとき、京子が零に将棋で攻め込まれて、いい気になるんじゃないわよ!って怒りぶちまけて投げた局面を並べてて
覚えてるか?って見せて
実際に駒を動かしながら、
あの時京子には勝ち筋があったって見せる
(画面の京子と一緒に、えっ?!)
、、、あの時零も必死だった。自分を信じなかったのは京子自身で、勝てたんだ。
京子の人生も勝ち筋があるはずだ。
応援してる。
(、、、ぉとうさーん!!)
勝手に拗ねて、
勝負を投げて、決めつけた場面も、
相手も必死で、
自分だけが負けて情けなく思えて
相手を恨んでも、
結局自分が自分を信じきれなかったってことが、
私の大失恋までの色々と一緒にぶぁっと駆け巡った。
恋愛も結局、イヤな自分と向き合いたくなくて
もう情けなくなりたくなくて
素直になるのがこわくて
必死になって負けるのがこわくて
勝手に並べた盤を「ぅおおお!」って荒らして拗ねてた。
アチャ〜ヽ(;▽;)ノ
結局、人生も恋愛も、自分への愛と信頼だなぁ。
恋愛クラッシャーの私は、深い感動とともに思った。
そのあとの京子の踏み込んだ一手ににやけた。
痛手を味わい尽くした頃に、この映画に出会えてヨカッタ。